セル内の改行でセルを分割する方法(Gスプレッドシート)

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Googleシートマスターのひろしです。

前回

カンマ区切りの文字列をセルに配置する方法(Gスプレッドシート)
カンマ区切りの文字列をセルに配置する方法がわかります。 セルをカンマで接続する方法がわかります。

今回は、とっても価値の高い方法をお伝えします。


これを知ることであなたは、

  • セル内の改行でセルを縦に分割することができます。
  • SPLIT関数、FLATTEN関数の基本的な使い方がわかります。
  • 改行文字の指定方法がわかります。


逆に、知らないと

セル内の改行で、セルを分割をする際に、セルをひとつづつコピペして
セルを分割するという暴挙に出てしまうおそれがあります。

なので、サクッとマスターして

と答えてあげてください。

動画はこちら

Googleスプレッドシートセル内の改行でセルを分割する方法 SPLIT,CHAR

シートはこちら

※クリックするとシートが開きます。

ポイント

改行文字
CHAR(表の番号)

引数の表の番号というのは、文字コードのことです。
とりあえず、改行は10と覚えておけば大丈夫です。

例)
=CHAR(10)

改行文字で分割する

分割は、SPLIT関数を使います。

SPLIT(テキスト, 区切り文字, [各文字での分割], [空のテキストを削除])

例)
改行コードでセルに分割する
区切り文字にchar(10)を指定する
=SPLIT(F4,char(10))

セルを縦に並べる

横に並んだセルを縦に並べるには、FLATTENを使用します。

FLATTEN(範囲, [範囲2, …])

例)
=FLATTEN( SPLIT(F4,char(10)))

※TRANSEPOSE関数でも同様の結果が得られます。

 

 

そして例の場合は、さらにスペースを区切り文字として分割(SPLIT)します。

例)
=split( TRANSPOSE( SPLIT(A1,char(10))),” “)

これだと1行目しか表示されないので、最後はCtrl+Shift+Enter
Arrayformulaします。

例)

=ArrayFormula(split( TRANSPOSE( SPLIT(A1,char(10))),” “))

 

これで

が以下のように分割されます。

 

 

最後までご覧いただきありがとうございます。

つぎはこちら

データを抽出して並べ替える方法(SORT 対 QUERY)(Gスプレッドシート)
  • SORT関数の基本的な使い方がわかります。
  • 元のデータを変更せずに並び替えることができます。
  • 列を入れ替えることもできます。
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