条件付き書式の優先順位を変更する方法(Gスプレッドシート)

条件付き書式の一覧

ご訪問ありがとうございます。

Googleシートマスターのひろしです。

前回

ドロップダウン(プルダウン)を連動させる方法(xlookup)(Gスプレッドシート)

複数のプルダウンを連動させる方法がわかります。

XLOOKUP関数の基本的な使い方がわかります。

今回は、とっても価値の高い方法をお伝えします。

これを知ることであなたは、

条件付き書式で色をつけない方法がわかります。
FILTER関数の基本的な使い方がわかります。
プルダウンリストの選択肢を動的に変更する方法がわかります。

なので、サクッとマスターして

と答えてあげてください。

ご質問

重複選択した場合は色をつけて気づくようにしています。
–中略–

「未選択」というメニューも重複していると色がついてしまいます。「未選択」は色がついてほしくないのです。条件付き書式設定で、「未選択」は除く、という条件式を追加することはできないでしょうか。

動画はこちら

Googleスプレッドシート条件付き書式の優先順位を変更する方法

シートはこちら

*クリックすることでシートが開きます。

ポイント

条件付き書式で複数ある場合、

=COUNTIF($F$4:$F$10,F4) > 1

は、色がつくようにしてあります。

ただ、それだと「未選択」も色がついてしまうんですね。

この解決策は簡単です。

「未選択」の場合は、背景色なしにして優先順位を
あげればいいのです。

設定方法

Step1.

①既存の条件付き書式を開き「条件を追加」をクリックします。

Step2.

①「カスタム数式」に=$4=”未選択”を入力します。
②「」をクリックします。

Step3.

①「なし」をクリックします。
②「完了」をクリックします。

これで、「未選択」の場合、色をつけない設定ができたのですが、
後は、この条件を上位に移動すればOKです。

Step4.

条件を上に移動します。

これで、「未選択」を複数選択しても赤色になりません。

では、さらに選択肢にすでに選択した項目を
選べないようにしてみましょう。

選択肢を動的に変更する方法

これは、選択肢の右上が赤くなりちょっとイマイチ
なのですが、一応実現できます。

すでに選択されたデータを除いた
選択肢用のデータ領域を作ればOKです。

やり方はいろいろあると思うのですが、FILTER関数でやってみましょう。

FILTER(範囲, 条件1, [条件2, …])

条件にNOTをしていけば、うまいきそうです。

ちょっと長くなりイマイチ感がありますが

=filter(B4:B21,NOT(B4:B21=F4),NOT(B4:B21=F5),NOT(B4:B21=F6),NOT(B4:B21=F7),NOT(B4:B21=F8),NOT(B4:B21=F9),NOT(B4:B21=F10))

こんなふうにすることでプルダウンで選択された
以外のでデータ一覧が表示されます。

後は、フィルタリングされた範囲をプルダウンの条件に
指定すればOKです。

—-追記—-

UNIQUE関数を使うことでダブりデータを削除することができました。

プルダウンリストの選択肢を動的に変更する方法(Gスプレッドシート)

UNIQUE関数を使いダブったデータを無視する方法がわかります。

複数行のデータを連結する方法がわかります。

プルダウンで選択されたデータを無視する方法がわかります。

最後までご覧いただきありがとうございます。

つぎはこちら

ExcelやGoogleスプレッドシートの名簿、住所録(テストデータ)作成方法

個人情報(氏名、フリガナ、生年月日、住所、血液型、電話番号)のサンプルデータが一瞬で作れます。

プルダウンリスト一覧