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Googleシートマスターのひろしです。
前回
【GAS基礎講座 3. 】シート間で値の取得や設定(Gスプレッドシート)
GAS(Google Apps Script)でシート間での値の取得や設定ができるようになります。
今回は、とっても価値の高い方法をお伝えします。
これを知ることであなたは、
- GAS(Google Apps Script)でデータの削除や属性のみの削除ができるようになります。
あなた:「・・・・で?」
ひろし:「いやいや便利じゃないですか?」
あなた:「うーーん」
確かに、ちょっと地味ですが、
ここらへんを抑えておくと
こんな風に答えられます。
クリアと言っても、中身(コンテンツ)のみ、属性のみ、
すべてクリアと3種類あるので、まとめて使ってみましょう。
一度使ってみておけば、なにかの折に
「あー、そういえば、消す関数あったなー」
と言った感じで使えます。
そして、
いずれ、一気に属性を消したいときなどに
前々回のループと掛け合わせることで
絶大な力を発揮します。
動画はこちら
スクリプト
function clearcell() { var app = SpreadsheetApp; var ss = app.getActiveSpreadsheet(); var activesheet = ss.getActiveSheet(); // activesheet.getRange("A1:G12").clearContent(); // activesheet.getRange("A1:G12").clear(); activesheet.getRange("A1:G12").clearFormat(); }
ポイント
以下がクリアする関数です。
Rangeオブジェクト.clear()
指定された範囲をすべてクリアします。
Rangeオブジェクト.clearContent()
指定された範囲のコンテンツをクリアします。
中身をクリアするだけで属性(背景、フォント、罫線等)は、そのままです。
Rangeオブジェクト.clearFormat()
指定された範囲の属性をクリアします。
Rangeオブジェクト.setBackground(null)
指定された範囲の背景色をクリアします。
以上です。
最後までご覧いただきありがとうございます。
つぎはこちら
【GAS基礎講座 5. 】カスタム関数 あなた独自の関数がいきなり作れる
GAS(Google Apps Script)であなた独自の関数(カスタム関数)が作成できます。
関数のコメント(オートコンプリート)を表示させることができます。
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